膝の痛み|テニス・マラソンで膝が痛む

膝の痛み

テニスやマラソンで汗を流すアクティブな女性。

先日、患者様より《膝の痛み》のご感想をいただきました。

数年前にテニス肘(テニスで肘を使い過ぎたことによる肘の痛み)で受診していただき改善したことで、今回も受診いただきました。何かあった時に頼ってもらて治療家としてとても嬉しかったし、今回も頑張ろう!と奮起しました。

以前はテニスを頑張っておられましたが、60代に入りフルマラソンも始められたようで…すごいの一言。

明るくアクティブな人生。素敵な人生ですね。僕も目指すところです。

しかし今回はテニスとマラソンの練習により膝が悲鳴を上げたようです。

痛いところが悪いところとは限らない

患者さまにはお伝えしますが《痛いところと悪いところは違うことが多い》のです。

世の中のこと全てに

《原因があって結果がある》わけで、「それは当たり前でしょ~」と思いがちですが、いざ自分のカラダにきつい症状が出ると、それを忘れがちです。

この方の場合は、膝痛で受診されましたが、足首や足裏の問題、臀部(おしり)に問題がありました。

もちろん膝にも問題はあるのですが、膝だけを治療して良くなったという場合は、症状の初期段階だったということになります。その場合は湿布薬でも良くなるはずです。(整形で湿布薬の処方をうけた)

でも良くならない。

ということは「膝だけの問題ではないのかもしれない。別のところにも原因があるかも」と一般の方も気付けようになるといいですね。

どうしても《医師から言われたことがすべて》になってしまうので、なかなか難しいのかもしれませんが。

問題の解決と再発予防

この方の場合、足首・足裏・お尻の問題を解決していくと、次第に立ち上がりの痛みが改善し、テニスをしてもランニングをしても痛まない状態になりました。

ここで気を付けなくてはならないことが筋力の問題です。

患側(悪い側)のお尻の筋肉が落ちていました。これではスポーツをしても筋持久力が持たず、フォームの崩れから、脚やお尻に過度の負担がかかります。その結果としての膝痛だったのでしょう。

治療をしていても筋力が低下していては、身体を支えることができず疲労が溜まりやすくなり再発します。

分かりやすく言うと《今まで100人でやっていた仕事を90人でやってね》と言われたら、当然疲労が起こりますよね。

人間のカラダは、この例のようにある日急に働き手が90人になる訳ではありません

何年もかけて99人→98人→97人・・・90人と働き手(筋力)が減っていくので、気付かないことが多いのです。

そして意外なのが、筋力低下は運動をしていても起きていることです。怖いでしょ。

その原因は、上手く使えていない&カラダの使い方のくせ(無意識)です。

利き腕・利き脚があるので仕方がありませんが、なるべく同じように動かせるように意識することが大事です。

その差を埋めることがケガの予防に繋がるのです。

エクササイズ指導の際に、その無意識の差に気付いてもらいながら両足の差を埋めてもらいました。

この方は意識も高く、ご自宅でも頑張られたので安定してきました。

あとはフルマラソン本番の3月までキープすること。楽しみです。 

テニスとマラソンで膝が痛い

ご感想

以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。

来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?

  • 膝の痛み
  • 座った状態から立ち上がるのがひと苦労でした

現在その症状はどう変わりましたか?

  • 少し違和感は残りますが、痛みはほぼ無くなりました。
  • 日常生活にも支障がなくなりました

当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?

  • 整形外科でレントゲン撮影しましたが、原因ははっきりせず湿布薬をもらっただけで終わりました。
  • 吉村先生はどこがどう悪いのかを丁寧に教えてくださるので安心できる
  • また自宅でできるセルフケアも教えていただき、今後 もしまた悪くなっても対処法が分かるのでとても安心感があります。

最後に、同じ様な症状でお悩みの方にメッセージをお願いします。

  • 整形外科受診後は、もう一生治らないかもしれない、と不安な気持ちでした。正直ダメもとでと思って、かがやきさんを受診したのですが、徐々に痛みが減っていき、「きっと治る」と確信できるようになりました。
向日市のかがやき整体院の施術風景
膝の痛みでも、やはり足元の問題は大きく影響します。

この記事を書いた人

吉村 徳介

鍼灸師・柔道整復師の国家資格をもつ整体師。2児の父。
自分自身が悩まされた経験から《自律神経失調症・めまい・うつ・パニック症》の治療が得意。「自分でも治せればもっとハッピー!」をテーマに患者さんにセルフケアの指導にも力を入れている。