腰と股関節の痛み|しゃがめない・中腰・起き上がりが辛い

腰・股関節の痛み

フラダンスや旅行、好きなことを制限なくできるように。

先日、患者様より《腰・股関節の痛み》のご感想をいただきました。

もともと体への意識も高く、ウオーキング、ストレッチもされる方。自分でもケアしていたが、痛みが抜けなくなってきたので受診となりました。

健康は一日にしてならず

当院にお越しいただき施術を受けるから良くなっていく一面はありますが、普段の生活の養生がもっとも大事だと思います。

養生の一つであるセルフケア。

当院ではその方に合ったご自宅ケアをお伝えしています。この方の場合、楽しみながらセルフケアをされているご様子。僕も嬉しいです。

 「健康は一日にしてならず」と言いますが、良くなるときも、悪くなるときも同じです。

こつこつセルフケアをしたからこそ、少しでも着実に症状安定したんだと思います。

ちなみに、悪くなるときも1日(今日)でなった訳ではないことがほとんどです。

痛みが出たとき=悪くなったとき、と思いがちです。

本来、身体がもつ自然治癒力により、毎日の疲れ・痛みを癒していますが、それでも間に合わなくなった時に初めて、大きな痛み・病気として感じるわけです。

 つまり、「さっき急に痛くなった」「最近調子が悪い」となっても、実はそれ以前から体の中では問題が起こっていたということ。

でもここには気付きづらいもの。

毎日のように自分の身体を触ってみたり、立ち方や呼吸、胃腸の具合などカラダに気を付けている人だと分かるかもしれません。

そんな習慣を身に付けられるといいですね。僕も患者さんにそこを分かりやすく伝えたくて自分自身のカラダで実践中です。

施術と再発予防

この方の場合、先天性股関節脱臼(出生時・後に股関節が脱臼してしまう)があったため、股関節に負担がかかりやすくなっていたのもあり、痛みの治療に加え、筋力エクササイズをおこないました。

生まれたときの脱臼ですが、そんなことが今まで影響するの?と声が聞こえてきそうですが、これも影響します。

もちろんレントゲンやMRI検査では脱臼は直っています。でも周りの組織(筋肉・靱帯)には負担がかかって必ず硬くなっています。

そして出生時の問題であっても、今までの50年以上経っているので、他の部分で代償(補ってカバーすること)が起きてくれています。例えば足や逆側の股関節、または腰など。

今まで患側の股関節のぶんまで頑張ってきた、それらの部分を適度に緩めてあげるのも大切。「今までよく頑張ったね」と、ねぎらうように。

そうすると「分かってくれたんだ~」とカラダ全体が緊張が緩み、全体的に整っていくこともあります。

  • 「よく仕事頑張ったね!」
  • 「いつも家事ありがとうね!」
  • 「君のおかげだよ、ありがとう!」

なんて言われたら、これからも頑張ちゃおうと思いますが、カラダも一緒なんだと思います。

そこに気づき、関係する筋肉や靱帯の緊張(硬さ)を緩めて動かしやすくする。そして生活に耐えられるように筋力をつけること。

これを患者さんにもご理解いただき、一緒に治療を進めていっています。 

慢性腰痛・股関節の痛みでしゃがめない

ご感想

以下がいただきましたご感想です。ありがとうございました。

来院される前、どのような症状でお悩みでしたか?

  • 慢性腰痛
    毎朝腰が痛くスッと起き上がれない。掃除機の中。
  • 股関節の痛み
    車から降りる際に股関節が痛くてひと苦労。しゃがむ時に痛くてスッとしゃがめない。
  • 何をするのも億劫で気力がわかなかった

現在その症状はどう変わりましたか?

  • 2回目で痛みがマシになるのが分かりました。
  • その後、回数を重ねるごとに痛みが無くなり元気になりました。
  • 今では旅行やフラダンスも楽しめるまでになりました。

当院と他の医療機関とはどんな点で違いますか?

  • まず私の症状の話をよく聞いていただけること。
  • 適切な治療をしていただける。
  • セルフケア・エクササイズを丁寧に教えてくれるのがとても良かった。

最後に、同じ様な症状でお悩みの方にメッセージをお願いします。

  • セルフケアをしっかり教えていただけます。LINEでも画像や動画を送ってくださるので、とてもよく分かり助かりました。セルフケアを毎日のように楽しみながらやっていたら、どんどん良くなっていきます。
向日市のかがやき整体院の施術風景
腰や股関節の痛みは、とくに足元の問題が大きく影響します。

この記事を書いた人

吉村 徳介

鍼灸師・柔道整復師の国家資格をもつ整体師。2児の父。
自分自身が悩まされた経験から《自律神経失調症・めまい・うつ・パニック症》の治療が得意。「自分でも治せればもっとハッピー!」をテーマに患者さんにセルフケアの指導にも力を入れている。